「あ........................ずみ.........................。」

小さく呟くと、私を抱き締めた。

「ぇ、えっ?連っ!?」

ビックリしたけど、すごく安心感があって、とても心地よかった。
昔はよくこうやって抱きついてたりしたから、こんなに敏感に反応はしなかったのになあ...........................。

「ごめんっ・・・、約束破って・・・。」

「や、約束?」

「覚えてない?」

「うん・・・ごめんね。」

「そっか.........。」



その後は沈黙になってしまって、波を打つ音しか聞こえなかった。
約束?私はそんなのをしたっけ?



  
沈黙を先に破ったのは、連だった。



「俺は─────ずっと愛純を守るって・・・
早く愛純の元へ帰るって・・・約束した・・・・!!」