「おはよぉ~・・・。」

梨乃が起きてきた。
眠たそうに目を擦った。

「聞いて聞いて~。
あっきーに告る夢見た!」

起きてすぐにテンションが途轍もなく高い。

「で?何て言われたの?夢の中のあっきーからは。」

「んー。なんかね、あっきーが何か言おうとして、起きちゃった。」

梨乃がガクっとした。
もう一回寝れば続き見れるかな?
とか慌ててたから、止めた。

その後、男たちも起きて来て、朝食をとることにした。

「今日さーどうする?」

あっきーが皆に聞いた。

「海行って、あ、水族館行きたい!」

私は思いつきで答えたら、梨乃がパンフレットを広げて皆に見せた。

「これ見て!」

指を指したその先には水族館の案内があって。
とりあえず、その日の予定を立てた。