「あ、ゴメンナサイ。」 私の涙目に気がついたらしく軽い謝罪をされた。 私は軽く指先で涙を拭って 日誌に向き直ってシャーペンの芯をだす。 自分の変な悲鳴を思い出したら笑いがこぼれそう。 ジャージの青年A氏は私の前に回り込みながら聞いてきた。