「あれっ?
わたしってお邪魔かしら?

きさら、わたし先に帰るね!

じゃあごゆっくり〜〜」


そう言うと美和は教室を出て行ってしまった


途中ニヤニヤとしていたけどあれは演技だ


美和はあたしが告白されることをあまり良く思っていない


ちょっと前にあたしは告白中に危ない目にあったから


迫られたり、それ以上のことをされそうになったり……


その時はなんとか逃げ出したけど本当に怖かった……
その事を話したら
「わたしが助けられたらきさらは怖い思いをしなくてよかったのに」

と、本気で心配してくれた


こういう時に友達って良い良いなって思う