2週間経ったある日の朝 戸田さんはあれから颯人に近付かなくなった 当の颯人や咲良ちゃんと翼君は諦めたと思っている でも…胸騒ぎがする そう思いながら学校の靴箱を開けた …封筒? シューズの上に白い封筒が置いてあった 「ちぃ?」 「あっ、待って」 あたしは颯人にバレないようにカバンに入れた そして颯人の後ろをついて行った 教室に着くと、あたしはトイレだと言って教室を出た もちろん封筒を見るため