「おばあちゃーんっ」
あたしはあるものを持って
家中を探し回る
「千夏、ばあさんなら台所だよ」
居間で新聞を読んでいたおじいちゃんが笑顔で言った
あたしはおじいちゃんにお礼を言って台所まで走った
「おばあちゃんっ」
あたしは台所にいたおばあちゃんに声をかけた
「どうしたの?そんな慌てて…」
おばあちゃんはあたしの騒がしさにびっくりして作業の手を止めた
「浴衣着付けてっ。今日夏祭りなのっ」
すると、おばあちゃんは台所の隅にあるカレンダーに目をやった
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