翼君は歩くのを止めた




「颯人が忘れられない?まだ好き?」




翼君がそんなことを聞いてくるなんて…




「そんなこと言われても…」




答えらんない



あたしは俯いた




「俺じゃダメ?」




あたしは驚いて顔を上げた




「俺は颯人の代わりにならない?」




これって…告白?




「俺、4年前から好きだったんだけど」




気づいてなかった?と翼君が苦笑いした



翼君があたしを好き?