くるみSIDE
「やっと、着いたね。」
あれから、電車乗ってまでは良かったんだけど、電車の事故で1時間待ち・・。
なんとゆーか、災難だよね
ため息混じりの龍がボソッと呟いた。
「もう、1時間目終わってるんじゃね?」
「え…あぁ、大丈夫だよ。後で、なんとかなるし」
まぁ、なんとかは・・・なる…かな?。だって、私達理事長の娘と息子だし、そう。私と昴は、双子なのよ
まぁ龍は、小学校からの仲良い友達…かな…
「まぁ、はやく行こ。」
って言っても、そう簡単に教室には行けないんだよね・・・。だって、

……
………
女子の群れが…
ドドドドドドド、
「キャー昴様ー!」
「龍様~」
これが、いつもの日常。
まったく、うるさいったらありゃしない(○`ε´○)=3
「キャーキャー騒いで馬鹿みたい」
私が、んなこと呟いていたら
もう、あの二人は女子達に囲まれていた。
「昴様~!龍様~!」
「空、助けて!」
「今、行く。」
たくっ、面倒なのよね
「二人とも行くわよ」
「助かった~」
「来るの遅すぎだ」
「ハイハイ。」
女子達に向かって
「散れ、通行の妨げよどきなさい!」
私の一言で道は開く
「女王ってムカつく」
「そうよねー」
あちこちから罵声が‥
「うざいわ…。」
「しゃーないじゃん」
「だな」
こいつらは、何と言うか腹立つ
「キャー、王子がこっちむいたんだけど」
「いや、私を見たのよ」
とか、変な言い争い始めてるしまぁ、この学校、桜華学園で
有名な三人って言うのが私達
私が、女王
昴が、王子
龍が、騎士
なんでこうなのかは、
知らないけどね。
そして、私達は教室へと
たどり着いた。
時計を見た昴が呟いた
「今、1時間目終わって休憩みたいだね」
「そうね。」
「つっかれた。」
龍は、もう席に座っている
はやい、早過ぎる。
まぁ、私達二人も席に座って、
疲れたんで休憩です。
まっ放課後の話しは、昼休みでいっかな。