教室に戻った私は、席に着いた。




「あっ、葉月ーっ」


真由子が私の所にきた。




「お待たせ。お弁当食べよっか」


「うん♪」




私たちはお弁当を広げた。


真由子がお弁当をおいしそうに頬張る。




「うまっ♪」


真由子が満面の笑みを浮かべる。




「……よかったね」


それにしても、ほんとおいしそうに食べるよね。



「うん♪」


大きな口でご飯を頬張る真由子に、ちょっとだけ苦笑い。




ていうか、一口がデカいよ真由子。


アンタ女なんだから、もうちょっと上品に食べなさいって。