「まあ確かに。ちょっと難しいよね」


「なに言ってんのよーっ。あれはちょっと所じゃないでしょ」




私がそう言うと、真由子はすかさずそう言ってきた。




「……まあ、真由子にとってはそうだよね」


私は苦笑いしながらそう言った。




「あんなの出来る人って、絶対天才しか居ないと思う」


「いやいや、大袈裟でしょ。出来る人は出来るよ。……たぶん」




まあ私も科学はあんまり得意じゃないけどさ。


でも出来ないことはないんだよ。




「葉月は頭いいからなんでも出来るじゃん!!私はバカだから、そーゆう難しい問題がわかんないのーっ!!」