それに……過去のことをいつまでも引きずっていてもしょうがないから。


……陸を死なせてしまったことは、私の責任でもある。




だから、私は死ぬまでずっと陸に償い続けなきゃイケない。


だって陸は"14年"という短い時間しか生きられなかったから。




だから私は、陸の分までちゃんと生きようと思う。


例えこの先、なにがあっても……。




「陸……陸はこんな私を、許してくれる?」


私、これから陸のこと忘れようとしてるんだよ。




「もうね、陸のこと想い続けるのがイヤになっちゃったよ……」


ごめんね陸……。




こんなサイテーな私を、どうか許してください。