あたしは、ひとり佇んでいる絵里奈さんから、目を反らした。
「陽奈ちゃんも行く?」
「え?」
花菜さんがあたしに笑いかけてくれた。
「みんなでお茶しよって!!」
「あ…はい。」
「よし!!行こう♪」
って事で、みんなで近くの喫茶店に行った。
でも、あたしは絵里奈さんが気になって仕方なかった。
やっぱり、絵里奈さんの方が、モデル歴長いし、綺麗だし、あたしより、ショーに出るのに相応しい。だから、代われるなら代わりたい。
でも、優馬さんは、あたしを育てる方が先って言った。だからあたしは、それに従うしかない。