あたしは不思議に思い、明咲の顔を覗き込んだ。

「どうかしたの?」


「…ううん!!何でもないよ!!」

明咲はすぐに笑顔になって言った。

「そう?ならいいんだけど…。」


「うんっ!!今度ね、泊まりに行くんだ♪だから、服選びとか手伝ってね!!」


なんか、明咲凄く嬉しそう♪
いいな…やっぱ彼氏の家に行くのって、そんなふうに喜ぶもんだよね…。


「うん♪じゃあ買い物行こう!!」


「本当!?いつ空いてる?」


「そうだね…」

あたしは頭の中のスケジュール帳を引っ張り出して考えた。