学校に着いたら先輩達があたしたち新入生を案内していた。
「おはようございます。自分のクラスを確認してクラスへ行ってください。」
あたしはその場からしばらく動けなかった。
すごく綺麗な先輩に言われたから、ついその先輩に見とれてしまった。
綺麗な先輩……
この学校の先輩はみんなこんな美男美女なのかな…何処を見ても美女美男美男美女美男美女美女
少し焦りを感じて、再びさっきの先輩に目を向けた。
そんなあたしに、先輩は、「どうぞ。」と、指は長くて細い綺麗な手で、クラス表を差し出してくれた。
あたしは、お礼を告げて、クラス表に目を落とした。