「まっ楽しんでって!!俺ちょっと挨拶とかあっから、美莉とかと一緒にいろな?」
「…うん…」
なにそれ…
最近電話しかしてなかったのに…
学校でもあんまり会えないし…
あたしは、離れてった日悠と逆の方に足を進めた。
「美莉ちゃん!!」
「陽奈ちゃん!!綺麗だね陽奈ちゃん♪」
「そんなことないよ…美莉ちゃんのが綺麗!!」
二人で馬鹿みたいに褒め合った。
「ねぇねぇ!!SGの陽奈ちゃんと美莉ちゃんだよね!?」
よく知らないけど、前に一度だけスタジオで見た男モデル2人が話しかけてきた。
「はい…。」
「やっぱり!!可愛いね♪」
「いえいえ…そんなことないです。」
美莉ちゃんとか、ちょっと怯えてんだけど…
「俺と話さない?」
片方の人があたしの肩を抱いて来て言った。
「じゃあ美莉ちゃんは俺と♪」
「え??」
ちょっと!!ま、待ってよ!!