そのあとも、ぐだぐだ言いながら結局亜羅志が来るまで待ってやった。


それから家に帰ってリビングのソファーにどかっと座った。



あ‐…
やばい…陽奈がいない…
まじなんなわけ!?
超会いたいんだけど!!
意味わかんねぇ…


気づいたら携帯に手が伸びてる俺。

それで指が勝手に操作していく。結局電話する。


『もしもし?日悠?』

「ん‐」

『どうかした?』

「別に…陽奈に会いたくなっただけ」

『何それ!!…あ!!そういえば、ドラマの仕事が入ったの!!』

「まじ!?」