【陽奈】
今日は、ショー当日。
緊張が半端ないんですけど…。
控え室は2人で1部屋なんだけど、あたしたち6人は1人で1部屋ある。
贅沢じゃない?
「入るわよ?」
声がして、すぐドアが開いた。入って来たのは、絵里奈さんだった。
「絵里奈さん…おはようございます。」
「あなた、今日最後に日悠君と歩くらしいわね。」
「はい。」
「…んとに分からない。」
「はい?」
絵里奈さんが何が言いたいのか分からない。
「どうしてあんたなの…?あんたよりもあたしの方がショーに出るのも、日悠君と歩くのも、合ってるはずよ!!」
絵里奈さんは怒鳴り付ける様にあたしに言った。
「そんなの……そうかもしれませんけど…、でもあたしは頑張りました!!絵里奈さんが教えてくれた様に…、SGのみんなが恥をかかない様に…」
絵里奈さんはあたしの言葉を遮る様に言った。
「…って…黙って!!!初めからあんたが気にくわなかったのよ!!いくら優馬さんが認めても、あたしは認めない。あんたがあの5人の中に入る事は絶対許さない!!!」
5人…愛弥さんや日悠達の事……だよね…。
そんなの…
「そんなの絵里奈さんが決める事じゃない!!あたしはただ、みんなに追いつきたいって、もっとみんなに認めてほしいって…思ってる…だけです。」
あたしは泣きそうになりながら必死に絵里奈さんに言葉をぶつけた。
今日は、ショー当日。
緊張が半端ないんですけど…。
控え室は2人で1部屋なんだけど、あたしたち6人は1人で1部屋ある。
贅沢じゃない?
「入るわよ?」
声がして、すぐドアが開いた。入って来たのは、絵里奈さんだった。
「絵里奈さん…おはようございます。」
「あなた、今日最後に日悠君と歩くらしいわね。」
「はい。」
「…んとに分からない。」
「はい?」
絵里奈さんが何が言いたいのか分からない。
「どうしてあんたなの…?あんたよりもあたしの方がショーに出るのも、日悠君と歩くのも、合ってるはずよ!!」
絵里奈さんは怒鳴り付ける様にあたしに言った。
「そんなの……そうかもしれませんけど…、でもあたしは頑張りました!!絵里奈さんが教えてくれた様に…、SGのみんなが恥をかかない様に…」
絵里奈さんはあたしの言葉を遮る様に言った。
「…って…黙って!!!初めからあんたが気にくわなかったのよ!!いくら優馬さんが認めても、あたしは認めない。あんたがあの5人の中に入る事は絶対許さない!!!」
5人…愛弥さんや日悠達の事……だよね…。
そんなの…
「そんなの絵里奈さんが決める事じゃない!!あたしはただ、みんなに追いつきたいって、もっとみんなに認めてほしいって…思ってる…だけです。」
あたしは泣きそうになりながら必死に絵里奈さんに言葉をぶつけた。