俺は愛弥達5人を会場の外に出した。
陽奈は新人だけど他の4人は、SGのトップモデルで、1番仲がいい奴ら。

勿論、俺の猫かぶりも、社長の事も話している。


「どしたの?」

愛弥が不思議がりながら言った。


「優馬と話したんだけど、最後に、俺らだけで歩かねぇ?」


「俺らだけって…?」

亜羅志も首を傾げて言った。

「男女一組で、歩いて行くんだけど…まぁ…適当にすればいいから。」


「それって…どういう組み合わせ?」

爽哉が苦笑いしながら言った。

「あたし亜羅志とじゃないと嫌よ?」

愛弥が1番に言って来た。


「美莉は?」

「あ、あたしは…どなたとでも大丈夫です!!」

「じゃあ、爽哉とな?」