どうにかしろと言われても…

どうするやら…

「で、会場の準備は前日だろ?あ!!!!!…今回客にあげる物用意してねぇ…まじ…どうしよ…」

優馬が一人泣いたり叫んだり…
「ヘアピンがあるはず。」

「まじ!?」
おいおい優馬君、俺を誰だと思っているのかね?

舐めてもらっちゃあ困るぜ!!

…とか言ってみる…。


「あるある。」

「よかったぁぁ!!」

そりゃ俺だって社長だし?
やるときはやる男だから!!


「じゃあ、後はモデル達にかかってるな!!」

そのモデル達の中には、俺も入ってる。


「頼んだ!!うちのトップモデル!!」

「おぉ!!頼まれた!!って事で、俺は会場行きます。」

SGの会社にあるショーの会場。
それ程広くない会場のど真ん中にあるステージには今も、モデル達が颯爽と歩いている。