「あ…」


思わず声が出てしまった。


て、今”人の女”とか意味不な事言わなかった?



慌てて逃げていくチャラ男ふたり。



「ちょっと来い」


「はぁ?なに、離してよ。痛いってば!」


腕を掴まれて、亜季を一人残したまま駐車場まで連れて来られた。


「もう!なに?」


「何じゃねぇ…触られやがって。」


「は?あんたに関係ないじゃん。まぁ、助けてくれた事には感謝するけど。」


フッ…と怪しく笑って…


「礼ならこれがいい。」


その直後…


!!!!!


「ちょっ…何してんのよ!ヘンタイ!」


大胆にカットされたドレスから、露になった太股を指先でなぞってキスを落とした。



「…ッ…ッッ…」


「唇は俺に惚れてからね」