「一緒に寝る?」

ベッドに横になって自分の隣をポンと叩く。


「ぜっっっったいに嫌!!」


ベーッと舌をだして睨んでやった。


「…そうゆーの、逆にそそるんだけど?」


急にマジな顔して見つめるから…


なんでか、私の心臓はドキドキして。



嫌いなのに、ちょっとだけトキメいてしまった。


「なぁ、俺のこと…嫌い?」


気がつくと、アイツのキレイな顔がすぐそばにあって…


思わず目を逸らす。


「…き…っ嫌いだし、…」


ふーんと言って更に顔を近づける。


「じゃぁ、なんで赤いの?顔も…耳も…首筋も…」


そう言いながらその箇所に触れていく。