一面田んぼだし
駅は無人駅
家は農家。

「早くこんな田舎出たい。東京に行って、好きなことやって自立したい。もっと自分の視野を広くしたい」

そんな欲求から勉強を頑張った。

だけど今更…ほんとに今更。
この村の素晴らしさに気づく。

なんとあたしがここを出る日に
お別れパーティーをしてくれるとのメールが友人から届く。

「お別れ…かぁ。」

河原に座り私はそっと夕日を見つめていた

こんなキレイな夕日は東京じゃ見えないんだろうな…