教室に入ったら
理香が抱きついてきた。
「どうだった?和也君とのお昼は?」
「ぅえっ?あぁ…別に普通?だっ…た」

キスされたなんか言えるわけが無く、
一番の親友に嘘をついて
しまった

「以外と何もなかったのかぁつまんない、キスでもされてるかと思った」

「そ、そんな事あるわけ
ない!」
私は首をおもいっきり
横に振った。

「そんなにおもいっきり
首振ると首がとれちゃうよ?」
男の人の声が聞こえ、
振り向くと……


「どうしたの?そんな驚いた顔して、カワイコちゃん?」

そこには……
学校一チャラい男が、
立っていた。

この人は、私でも知ってる知らない人いないかも。
ってほどチャラい

「キャ〜〜〜」
周りの女子たちが黄色い声をあげはじめた。

「ヤバイあんな間近で
あの人見られるなんて
私幸せかも…。」

「ちょっ、理香なに言ってんの?」

「やっぱり近くでみると
超カワイ〜」
チャラい男が私に何か
言ってくる。