涼の病室は6階だ。



あと1階というところで、息が切れる。





・・・・運動してなかったから身体が鈍ってんのか?










俺は息を整えると、残りの階段を一段飛ばしで駆け上がった。















―805





涼の病室だ。






805・・・涼の病室の番号をよく見てみると、俺の誕生日と一緒だった。





どうでもいい事かもしれない。





でも、俺にとってはなんとなく嬉しかった。