――――――― 「毒であの症状なら…この森では マカラナとユカラシナくらいか。」 「うん。」 スタスタと歩きながら話す。 久しぶりに森へ来たけど、ここら辺は初めてだなぁ。 あの場所はどっちかっていうとシルク王国側だったからね。 …懐かしいな。 「どうする?一緒に探すか?」 ぼーっと考えていると、いきなり話しかけられて曖昧な返事になる。 「あー…どうしようか…」