キッと睨んでいると… ぶっ!!! って吹かれた。 え?今笑うとこ…?? 目の前の男の子は座り込み、お腹を抱えて笑ってる。 なんなのこの人!!!!! 「レオ」 私達のやり取りを笑ながら見ていた、黒髪の男の人が口を開いた。 「おまえもケガしてるぞ?」 「ん?あーここ来る途中に…」 笑いすぎたのか、目に涙を溜めて話している男の子。