「なかなか戻ってこん思うたら。」



飛鳥さん、探しに来てくれたんだ。



あたしは安心したのか涙があふれてきた。



「かりん。おいで。」



あたしは手をひかれ、飛鳥さんの胸の中に飛び込んだ。



「もう大丈夫やで。」


『ック・・・ヒック・・・』



飛鳥さんは頭を優しくなでてくれた。





「君らいいかげんにしいよ。
 
 いくら中学生、女やからって
 俺の女に手出すやつは容赦せんで。」



・・・・・え?

今 “俺の女”って言った・・・・?




『え・・・・飛鳥さん・・・?』






びっくりして顔をあげると・・・・






ちゅ