大好きだった

お母さんとお父さん



『えらいわね』

『よく出来たじゃないか』




ただそれだけの言葉で満たされていた時代






幸福と絶望を知り




幸福は消える


絶望は一生続く





そんな事を知った







出来れば知らずにいたかった








これが私の人生のはじまり