窓際の席に座る杏梨はぼんやり外を見ていた。
まだ止みそうにないな……。
またゆきちゃんに迷惑かけちゃう。
……そうだ!電車で帰るってビシッと書いてメールで送ればいいんだ。
言葉では言いくるめられてしまうから。
杏梨はさっそくメールをしようと携帯電話を取り出した。
【今日はお友達とお茶する事になりました だからお迎えは大丈夫!お仕事がんばってね!(^^)! 】
杏梨は送信のボタンを押した。
そして数分後に返ってきた返事は【気をつけて帰って来いよ】だった。
それはそれで寂しいものがある。
でも甘えちゃいけない。
電車で帰った杏梨はマンションの玄関を開けるとホッと一息吐いた。
電車に乗って気を張っていたせいかどっと疲れた。
男性の少ない車両や時間帯を選んだ為に今の時刻は夕方6時になろうとしていた。
もちろん、雪哉はいなくて部屋の中は薄暗い。
お夕食……何にしようかな……。
悩んだ挙句、カレーを作ることにした。
作り終わると8時だった。
雪哉の仕事が終わるのも8時。
もうすぐ帰ってくるかな……。
一緒に食べようとしばらく待っていたが雪哉は帰ってこない。
「遅くなるのかな……?」
お腹も空き過ぎてしまい、仕方なく先に杏梨は食べ始めた。
まだ止みそうにないな……。
またゆきちゃんに迷惑かけちゃう。
……そうだ!電車で帰るってビシッと書いてメールで送ればいいんだ。
言葉では言いくるめられてしまうから。
杏梨はさっそくメールをしようと携帯電話を取り出した。
【今日はお友達とお茶する事になりました だからお迎えは大丈夫!お仕事がんばってね!(^^)! 】
杏梨は送信のボタンを押した。
そして数分後に返ってきた返事は【気をつけて帰って来いよ】だった。
それはそれで寂しいものがある。
でも甘えちゃいけない。
電車で帰った杏梨はマンションの玄関を開けるとホッと一息吐いた。
電車に乗って気を張っていたせいかどっと疲れた。
男性の少ない車両や時間帯を選んだ為に今の時刻は夕方6時になろうとしていた。
もちろん、雪哉はいなくて部屋の中は薄暗い。
お夕食……何にしようかな……。
悩んだ挙句、カレーを作ることにした。
作り終わると8時だった。
雪哉の仕事が終わるのも8時。
もうすぐ帰ってくるかな……。
一緒に食べようとしばらく待っていたが雪哉は帰ってこない。
「遅くなるのかな……?」
お腹も空き過ぎてしまい、仕方なく先に杏梨は食べ始めた。