美羽side 朝7時 時間稼ぎをして誰も居ない家へ帰ろうと計画していた。 学校とは逆にあるお気に入りの河川敷へ向かった。 この河川敷はサボるのに最適だ。静かで誰にも邪魔されない、唯一自由を感じられる場所。 気が付けば河川敷の草の上で横になりうたた寝をしてしまっていた。 目が覚めたのは午前10時。 調度いい時間帯。 そう思い立ち上がり家へ向かった。