★★★


教室に入った瞬間、男子に話しかけられた。


「さーえっ。どうだった?携帯没収?」



『佳織のおかげで阻止できたっ!そのかわり中間が危ういよー』

佳織が話に入ってきた。

「でも良かったでしょ?だって携帯没収されたら剣也は紗英とメールできなくなっちゃうんだもんねー。」


「うん。俺超嬉しい。」


剣也はなぜか少し顔が赤かった。


アタシにはイマイチどうしてか分からなかった。