【完】甘辛ダーリン絶好調♪


「ほぉ…やわい」

やーめぇーてぇー(泣)

「李衣?どう?」

どうって…どうとかないからぁー(泣)

「んっんんっ…」

「声…いいね」

「よっくなっ…はんっ!」

「では、俺行きます」

ん…?

「ーーーーーっ!!」

きっきた…
声は、恥ずかしいので我慢する。

1年半はちょいキツいなぁ〜やっぱり。

「動くぞ?」

「う…ん…」

「あっあぁっ!ひぃっ!」

やっばい…ちょっと…気持ちいい?かも。

「ふっう…はぁっんっ」

「李衣?」

「キ…スして?」

あたしがそう言うと、

「///任せろ」

少し顔が赤くなった颯が、優しいキスをしてくれた。

あたしって…幸せものじゃない?

「颯?…大好き」

自然とこの一言を言いたくなった。

颯は目を見開いたけど、すぐ嬉しそうに細め、

「わかってる。俺も」

また優しいキスをおデコに落とした。

…………
…………………
………………………








李衣と風呂に入った。
脱がすとき、俺も緊張したけど…

ちょっと、風呂の中でヤりたくなってきたから、先にあがった。

やぁべぇ〜…とにかく、落ち着こう。

俺は、風呂あがりに1杯水を飲んで、それからウロウロとリビングを動き回っていた。

ベッドにいるっつったけど、なんか…落ち着かねぇ〜!!!

頭を抱える。
それにしても、李衣おせぇなぁ〜…


……10分後。
おっそ…

……20分後。

ありえねぇ。

……30分後。
さーめーたぁー!!体が冷めたんですけど。

逃げたのか?いや、それはない。

李衣もその気みたいだったし。

多分…いや、まさか?

俺は、ついに、風呂場に行こうと1歩踏み出した。




「颯〜あがったよ〜?」

んなっ!!いんじゃねぇかっ!

李衣の声を聞いた瞬間、上がる心拍数。

もう、我慢できねぇ。

「寝ちゃったのかな?」

寝てねぇよっ!俺は、李衣を後ろから抱きしめた。

「李衣…遅すぎ。つか、俺の体温が下がった」

今、李衣がどんな顔してんのかわかんねぇ。でも、耳が赤いから、恥ずかしがってんな。

「えぇ?颯?寝てないの?」

何言ってんだ?マジ、寝るわけねーよ。今から楽しいことすんのに。

「はぁ?なんで寝んの?つか、熱冷めちゃったし、李衣があっためてよ」

俺は、甘く囁く。

つか、わかれよ!!何間抜けな顔してんだよ!!
李衣には、ストレートが1番だな。

「李衣で、俺はあったまるんだよ」

ニヤリと笑いながら言った。

よし!ベッドだ。李衣を寝かせて、さぁ始めよう。




「では、力抜いて…?いただきます」

俺は早速、李衣の白い首に舌を這わす。

ほてった李衣の肌に、まだ乾いてない髪が纏わり付いてて…かなり色っぽい。

「んっ!」

止まんねぇ。舌で首筋や、鎖骨を舐める。

そのたびに、李衣が反応して…やべぇ。嵌まる。

「ちょっとぉ…颯…」

甘い李衣の声に、俺は動揺を隠しながら、

「何?」

舌なめずりをした。

「く…擽ったいんだけど…」

擽ったいって…ちょっと傷付くんですけど…




俺は、『馴れる』とだけ言って、李衣の薄いキャミみたいな服を脱がした。

んん?ブラ?しかも、花柄かよ…ちょっと残念。

「あれ?普通、風呂あがりはノーブラじゃねぇの?」

俺の本音に、李衣は赤くなる。

李衣の赤くなるツボがわかんねぇな。

「まぁ、どうせ脱がすし、ブラとか必要無いけどね」

この一言で、さらに赤くなった。

俺は、気にせずに谷間にキスを落とす。

よし、マークつーけよっ♪

痛みに気付いたのか、

「はっ颯!?もしかして、もしかしなくても、つけた…?」

李衣が、谷間に顔を埋めている俺に声をかけた。

やっぱ気付いたのか。






「つけた♪」

俺は顔をあげ、舌をだしてみた。

「かっ隠すの大変じゃん!?」

あん?やられたことあるってことか?

「はぁ?元カレにもやられたことあんの?」

つい、嫉妬。

「いや、ないです」

よかった…って俺、李衣にマジ嵌まってない?!

「そ。大丈夫。ばんそーこはっとけ」

俺もよく、女にマーク付けられて(油断して)絆創膏はってたし。

「まぁ気にすんな。続きつづき…」

俺は、李衣の綺麗な唇に自分の唇を合わせた。

「んぅっ…」

もれる声に、止まらないキス。

「やっ…はぁっ」

逃げ回る李衣に捕まえる俺。

「む…ふぅ…」

俺は口元を拭い、李衣のブラを外した。

「なんで隠すわけ?」

李衣は、すぐに胸を手で隠した。
機嫌悪くなる俺。





「恥ずかしい…恥ずかしい…」

呪文のように繰り返す李衣。

おいおい、なんか言い聞かせてないか?

「恥ずかしくねぇから」

俺の言葉にも、

「恥ずかしいのっ…」

この一点張り。

はぁ…俺は少し、ため息をついた。

頑固者めが。

胸は一旦諦めて、腹にキスを落とした。

背中が浮く李衣に、隠れて笑みを零す。

「あれ?ここ弱いの?」

脇腹を攻めてみる。

「ん…」

「ふっ…感度いいな」

俺は体を起こし、耳元に口を近付けた。

「失礼?」

「へ?」

「フーッ」

「ひぇぅおあっ!?!」

ははっ…やっぱり弱い。
してやったり。

俺は、驚いて胸の手を外した李衣の隙を狙い、手をおいた。

「あっ…はっやてぇ…」

ゆっくり揉んでみる。

すげぇ吸い付くんだけど。
マジ気持ちいい。




『柔らかい』と口にだす俺。

李衣は泣きそう。

「李衣?どう?」

聞いてみても、さらに泣きそう。

「んっんんっ…」

揉むリズムを変えてみたり、舌を這わせてみたり…

「声…いいね」

「よっくなっ…はんっ!」

もうそろそろだな。

「では、俺行きます」

「ーーーーーっ!!」

声我慢してるし…しかも、意外にキツいな。
一応慣らしてみる。

「動くぞ?」

「う…ん…」

「あっあぁっ!ひぃっ!」

なんか、好きな人とヤるっていいかも…

今までのSEXと比べものになんねぇくらい、気持ちいい。

「ふっう…はぁっんっ」

「李衣?」

ふと李衣を呼んでみる。

「キ…スして?」

妖艶に俺にキスをねだる李衣に、軽く赤面。

「///任せろ」

熱い唇が重なり合う。

俺って…幸せものじゃね?

「颯?…大好き」

いきなりのこの言葉に、意表をつかれたけど、すんげぇ嬉しくて、目を細めた。

「わかってる。俺も」

そう答え、額にキスを落とした。










……んっ…朝?

なんか寒い…なんで?

あたしは、重たい瞼を開いた。

ここは…?あれ?フッカフカのベッドに…颯の匂い。

……颯の匂い?

あぁっ!!そういえばあたし、昨日打ち上げのあ…と…颯としたんだっけ///

やっぱり、ちょっと恥ずかしい。

下腹部も少し重いし…昨日のことを思い出しちゃう。

ポ…やばっ!なんか、急に恥ずかしくなってきたっ!!

「李衣?朝から誘ってんの?」

は?颯っ?!

あたしは、下向いていた顔をあげた。

すると、颯のドアップ。

「うっわぁっ!」

「うわぁじゃねーよ。つか、マジ誘ってんの?」

何言ってんのか、さーっぱ…り?

んん?あたし、スッポンポンじゃぁーん!!

何でなんで??

前を向くと、颯がタオルケットと、薄い羽毛布団を全て取っていた。

どーりで寒いわけだわ…