そして、夜。
部屋には間接照明でほんのりと照らされる室内。
シックな色のダブルベット。
妙に照れる2人。
『幸・・・』
マジメな声で呼ばれた。
「なに?」
『あれから半年経つけど、あの日と気持ちは全然変わってないから』
「智・・・」
『今もずっと、幸の事が・・・1番大切』
そう言って照れたように笑った。
あたしはいつも、この顔が大好きだった。恥ずかしい言葉を恥ずかしがりながら、不器用に・・・でもちゃんと伝えてくれる。
「智・・・あたしも・・・」ココまで言いかけたときに部屋をノックする音が。
智がドアの方へ向い、戻ってくると大きな黄色いバラを抱えていた。
そして、あたしの目の前に立ってこう言う。
『幸。半年記念日、おめでとう・・・だね』
「智・・・智・・・・」
感動のあまり泣き出してしまい、力いっぱい智に抱きついて泣いた。
その間、ずっと頭をなでてくれた智の手のぬくもりが今でも忘れられないのだ。
何年経った今でも、忘れる事は出来なかった。
部屋には間接照明でほんのりと照らされる室内。
シックな色のダブルベット。
妙に照れる2人。
『幸・・・』
マジメな声で呼ばれた。
「なに?」
『あれから半年経つけど、あの日と気持ちは全然変わってないから』
「智・・・」
『今もずっと、幸の事が・・・1番大切』
そう言って照れたように笑った。
あたしはいつも、この顔が大好きだった。恥ずかしい言葉を恥ずかしがりながら、不器用に・・・でもちゃんと伝えてくれる。
「智・・・あたしも・・・」ココまで言いかけたときに部屋をノックする音が。
智がドアの方へ向い、戻ってくると大きな黄色いバラを抱えていた。
そして、あたしの目の前に立ってこう言う。
『幸。半年記念日、おめでとう・・・だね』
「智・・・智・・・・」
感動のあまり泣き出してしまい、力いっぱい智に抱きついて泣いた。
その間、ずっと頭をなでてくれた智の手のぬくもりが今でも忘れられないのだ。
何年経った今でも、忘れる事は出来なかった。