それからは時々、屋上で工藤さんと話すようになった。
智の話をしたら、親身になって聞いてくれたのだ。
そして悲しい時には、工藤さんが面白い話をしてくれたりして気を紛らわせてくれた。
「もしも、工藤さんなら待ってますか?」
ある日、こんな質問をしたことがあった。
『待ってると思うな。だって約束したんでしょ?』
「はい。でも、連絡も一切ないんですよ・・・」
『もしかしたら何かあって連絡が取れない状態なのかもしれないし』
連絡が取れない状態・・・。
そんな風に思ったこと一度もなかったな。
あたし自分の事ばっかり考えてた。
「そうですよね・・・あと1年半くらいですからね、待ってみます」
『うん。飲みに行くくらいなら俺が相手してあげるからいつでも誘ってね!!』
「ありがとうございます★」
『あ、でも幸ちゃんのオゴリでだからね~』
「なんでですか~~~!!??あたしにご馳走してくださいよ~」
久しぶりのじゃれあいで、智と過ごした時間を思い出していた。
そして、またクリスマスがやってくる。
もうすぐ1年が終わろうとしていた。
そして、そして萌が来年、結婚する事になった。
萌のお腹には新しい命が宿っていた。
智の話をしたら、親身になって聞いてくれたのだ。
そして悲しい時には、工藤さんが面白い話をしてくれたりして気を紛らわせてくれた。
「もしも、工藤さんなら待ってますか?」
ある日、こんな質問をしたことがあった。
『待ってると思うな。だって約束したんでしょ?』
「はい。でも、連絡も一切ないんですよ・・・」
『もしかしたら何かあって連絡が取れない状態なのかもしれないし』
連絡が取れない状態・・・。
そんな風に思ったこと一度もなかったな。
あたし自分の事ばっかり考えてた。
「そうですよね・・・あと1年半くらいですからね、待ってみます」
『うん。飲みに行くくらいなら俺が相手してあげるからいつでも誘ってね!!』
「ありがとうございます★」
『あ、でも幸ちゃんのオゴリでだからね~』
「なんでですか~~~!!??あたしにご馳走してくださいよ~」
久しぶりのじゃれあいで、智と過ごした時間を思い出していた。
そして、またクリスマスがやってくる。
もうすぐ1年が終わろうとしていた。
そして、そして萌が来年、結婚する事になった。
萌のお腹には新しい命が宿っていた。