振り返って


1時間ほど前に


駆け下りてきた階段を


急いで駆け上った。


階段を上り終わると


涙が溢れだした。



そう[pure]を聞きながら


涙を流したときの


せつなさと


同じ気持ちだった。






大粒の涙を流していた


タケフミの映像が


はっきりと思い出された。



そして・・・



パーティー会場で初めて


であったときのこと


いっしょに食事をしながら


話したときのこと



走馬灯のように


よみがえってきた。





心が張り裂けそうだった。