『ねこ・・・。』



子猫はつぶらな目で
こっちをみている。



「ミャーミャー」



か細い声で鳴くその姿は、
足から血を出して怪我をしていた。








『わっ・・。どうしよう。』



思わず抱きかかえて見るけど
子猫はすっかり弱っている。





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