「これで全部やな…。」


「英咲士君早く!!」


「じゃあほら乗って。」


助手席のドアを開けて私を乗せてくれる。


まるで彼女の様なエスコートをしてくれる。



「ありがとうございました」
「先生さようなら♪」


「はいお気を付けて!!」


病院を出て英咲士君としばしドライブ気分を味わう。

「良い天気だね〜♪」


「そうやな〜!!真苺の足治ったら2人で遊びに行こうか?」


「約束だよvV」



「はい着いたで…。」


ここが私の家…


ガチャ


「「ただいま」」


「真苺おかえり!!英咲士君もありがとうさぁ入って」

気分ばお邪魔しまず


「ここ私の部屋?」


「そうやでピンク好きでめっちゃ乙女チックの部屋やねん!!」


ベッドから小物壁まで全部ピンクだ…。


何かちょっと落ち着いた。


「英咲士君の部屋見ても良い?」


「エエけど…?つまらんで大して何も無いし…。」


「良いから♪」



ちょっと強引に英咲士君の部屋に向かった。



「真っ黒の家具多いね…」


ベッドもモノトーンだし…ダークブラウンの家具は英咲士君のセンスを伺わせるし…。






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