下着屋さんの店頭に寝まきが飾られていて、
まーくんはやけにそれを褒めていた。
もこもこのパーカーとズボンの上下セットで、私は青いのを選んだ。
下着屋の中にはさすがに入れないようで、
まーくんは向かいの本屋さんで待っていると言った。
店内に振り返ると、そこはキラキラしていて
飾ってあるもの全てが輝いているようで
胸が躍るのを抑えられなった。
私は、買い物は一人でするのが好き。
みんなで出かけるのもいいけど、こうやって商品を見たりするのは一人がいい。
久しぶりの買い物は目がくらむようで
一瞬今の状況を忘れてしまう。
ラフな感じの、ワイヤーすら入ってないブラが目に付いた。
肩ヒモは細くて、三角形の 小さくレースの入ったブラ。
色はグレー、ベージュ、ピンク。
そこでふっと、我に返る。
服以上に下着なんて、まーくんの好みじゃなきゃ…!
脱がすにも、こんなリラックスムードのブラは嫌かも。
もっと、セクシーな?