勢い余って命令した。




「いて…いいのか?」




弥生が恐る恐る聞いてきた。




「弥生がいなきゃ嫌っ!!」




すると、弥生はあたしの髪の毛をくしゃくしゃにした。




「あぁ!!何すんのよっ!?」




あたしは弥生から離れ、髪の毛を戻した。



すると、次は弥生があたしを強く…強く抱きしめた。




「戻ってきてよかった…。」




あたしは待っててよかったと思った。



弥生はあたしの大切な人。