「今日も見れなかったな………」 彼はそう呟いていた 「おはようございます」 私はとりあえず挨拶をした。 彼はゆっくり振り返るとペコっとお辞儀をした。 短い髪に無精髭 真っ赤なジャージがよく似合っていた。 「じゃあ、」 とりあえず眠かった私は足早にアパートの階段を上った。 何故か彼も階段を上った ほぼ同時に閉まる扉の音 なんだお隣さんか!