あたしと俊哉は校門へと足を進めた。

今日は足がないから歩いて帰る事になる。



「おい。校門誰かいないか?」


「えー??誰かいる?」


あたしはポケットからメガネを取り出した。



カチャ


あたしは校門のほうを凝視する。



「…!?あぁあぁ゛―!!!!」


「おいっ!麗香!?」



あたしは俊哉を無視して一目散に校門へと向かった。