ブォンブォンブォーン


今日も無意味にネオンが輝く街に仲間と飛び出す。

あたしはレディース最強と言われている【暁椿蝶】の頭をやらせていただいている。


人数はそうとうな者だが、皆信頼しあっている。
だからそこら辺の腐れ族みたいにならない。



「ねぇねぇ麗香ぁ!あたしさぁ今日この後バイトあっから解散していいー?」


こいつはあたしの相方*池亀紗輝奈イケガメサキナ*
あたしとは正反対の性格だ。
女の子っぽくて男が好むタイプだろう。


「お前バイトやってたっけ?なんのバイト?」


「ふふふ、キャバよキャバ!」


「っはぁ〜?キャバぁ〜?危なくねぇんだろぉな?」


「大丈夫よ!んじゃあたし先に抜けるから解散しといて」


「ほいよ〜がんばれよ〜」



ブォーンブォンブォン


あたしは近くの公園に止まった。