「 !!せんせっ… 」

銀世界の中でポツンと先生。
田舎道だから、
人通りも皆無だった。

田舎道だからなのか、
銀世界だからなのか、
先生の姿が目立って見えた。


「 もう、卒業だなぁ 」

先生が呟く。頷く私。

「 佐藤は働くんだな 」

「 先生が進めた会社でしょや 」

そう言ってフフフと、笑った。

「 俺ね…… 」

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