今日もあたしはため息をついていた。 それもそのはず、見事に蓄えたお腹の肉をスポンジで力まかせにゴシゴシ洗い上げていく。 こんな事で痩せるわけないのに、 醜い姿を泡と共に洗い流せたらどんなにいいかと、 考えなかった日はない。