「純くん・・・・。」 「香織??!なんで泣いてんの??!!」 香織はためていた涙をいっきに流した。 「純・・・どこ行ってたんだよ??」 「トイレだけど・・・ 裕太、なんでそんなにキレてんの?? ってか、詩音。なにがあったの??」 純があたしを真っ直ぐ見て言う。 あたしは何も言えず、俯いてしまった。 さっきまでの快晴が嘘のように 空は雲で覆われていて暗かった。