「お待たせ!!」


裕太の声であたしたちは駅へと向かう。


今度は三人で並んで行く。



「裕太はホラー平気なんだっけ??」


「おう。純も平気だろ??
詩音はダメなんだってさ。」


「ちょ・・・!!」


「じゃあさホラーは詩音一人で入れよ。」


「えぇ??!やだ!!絶対やだ!!」


「一人で入って出て来れたらアイス奢ってやるよ。」


「それでも無理なものは無理!!」


「なんだよ。ガキだなぁ〜。」


「あたし裕太より誕生日早いからあたしの方が年上なんだよ!!
っていうか、純笑わないでよ!!」


「あははははは!!!」