「え??!!あ・・・うん・・・。」



いつもと変わらない純に一瞬戸惑ってしまう。



「ふ〜ん。そっか。」



この前の電話とは全然違う無邪気で優しい純。





あたしが・・・好きになった純だ。





「詩音、絶叫好きでしょ??」



「うん。覚えてたんだ??」




そんな些細なことでも嬉しくなってしまう。



「だって小6のとき『ジェットコースター1日貸し切りで乗ってみたい!!』
って言ってたじゃん。」




「あはは。だって楽しいじゃん!!」