「・・・・・え??」
一瞬にして菜月から笑顔が消えた。
「俺、友達とも回りたいんだ。
友達も俺にとっては大事な存在だし、一緒に騒ぎてーなって・・・。
だから菜月も3日目は友達と回れよ。な??」
菜月は俯いて何も言わない。
「勝手でごめんな??
あんなに計画たててくれてたのに。」
「・・・ううん。
そっ、そうだよねー。友達とも想い出つくりたいもんね!」
顔を上げた菜月は少し不安そうだった。
「うん、いってきていいよ。
でも・・・・・。」
「どうしても3日目じゃなきゃだめなの・・・??」
ずきん—・・・
わかってた。
きっと聞かれるだろうなって。
だけど・・・一番聞かれたくなかった。