・・・・どくん。


俺の中でなにかが音をたてた。



「俺賛成っ!!4人とか超最高じゃん!」

「でしょー??詩音にはまだ話してないんだけどさ、きっと喜んでくれるだろうなって想って!
裕太はどう??」



行きたい。


俺の中ではその答え以外見つけられなかった。




こいつらと・・・・そして詩音と

一緒に過ごせる・・・・・。


「あ、でも・・・・
お前、彼女どーすんだよ??」



そう・・・

問題なのは菜月をどうするかなんだ。



「・・・大丈夫。話してみるよ。」



そう言った瞬間、俺の脳裏に

『どこ行きたい??』

声を弾ませながら俺に言う

菜月の笑顔が浮かんだ。





・・・あんなに楽しみにしてくれ居てるのに

俺・・・こんな無責任な事していいのか・・・??