「あれー??啓人と裕太じゃん!」


そう言って近寄ってきたのは

「よ、真実!一人??」


啓人の支え合いたい人だった。



「うん。詩音、なんか買い出し行ったー。」

「お、それで寂しくて俺に逢いに来たのか!」

「んーん、違う。たまたま。」


嬉しそうに言う啓人の言葉をさらっと受け流す真実。

そしてそれを聞いて一瞬でうなだれる啓人。


ほんと、この2人見てても飽きねーな(笑




「あ、そうそう!!でもちょうど2人に話があったんだ!」

「え、まじ!!」

キラキラな笑顔になる啓人をスルーする。


「あのさ!自由行動、2日目と3日目にあるじゃん?
どっちかでいいから4人で回らない??
先生が他クラスでも自由だからいいって!!」